当寺院は尼崎市大庄にあり、山号※1を旭照山といい浄土宗知恩院の末寺です。
開山当時の事は解っていませんが文禄二年(1593)に善誉宗俊上人によって中興開基(再建)阿弥陀如来を本尊とするようになりました。その後二度ほど火災にあい、古文書等も多く失われました。
嘉永五年(1852)第二十二世徹誉上人によって旧本堂が再建され、過去帳も整備された際、文禄・嘉永時代の法名がみつかりました。
山門を入ってすぐ左に千体地蔵を安置した地蔵堂があります。また当寺院には市内で最も古い鎌倉時代後期(1315年頃)の弥陀板碑、南北朝中期(1360年頃)の地蔵板碑や『尼崎市史』第十巻に記載されている永正元年(1504)の地蔵立像を刻出した一石五輪塔があります。
また、最近になって『千体地蔵菩薩彩光勧化』の版木と『東光寺年中行事(透誉代改之)』の二資料も発見されました。
※1 山号(さんごう)は、仏教の寺院に付ける称号。 寺院によっては付けていない所もあり、付けている場合についても、その寺院が所在する山の名称を付けている場合と、医王山や鶴林山のように、所在地とは関係のない。