法要報告

お寺参り報告

去る令和4年11月16日(水)、総本山知恩院および嵯峨野転法輪寺様に檀信徒で団体参拝いたしました。

 

東光寺ではコロナ禍になる以前は毎年1回各地の阿弥陀如来様と縁を結ぶ日帰り団体参拝を行っていましたが、今回、三年ぶりに再開することができました。

 

まず、令和2年に八年ぶりの改修を経て落慶した総本山知恩院御影堂に参拝しました。

新しく荘厳された御影堂内部、山門、経蔵等普段は入ることができない堂宇を案内して頂きました。個人ではパンフレットを見ながらなんとなく堂内を回りますが、職員の方に丁寧に各所を説明して頂くとやはり理解が深まり、参加者は大変喜んでおられました。

そして日帰り旅行の楽しみのひとつは昼食です。今回は閑臥庵さまで普茶懐石料理を堪能しました。

 

昼食後は御室大仏をご本尊とする転法輪寺様に参詣いたしました。最初にお勤めをして参加者全員でお念仏をお供えした後、ご住職様から懇切丁寧なお話を賜り、その後、参加者一人一人ご本尊様に手を合わせて、大木魚を叩くことができました。約7.5メートルの阿弥陀如来様を見上げて合掌してお念仏を申しますと、色んな事に悩んでいる私たちを本当に包み込んで救ってくださることを実感できました。

 

帰りに西利さんに寄り、お土産を買い帰途につきました。紅葉している木も増えている中で天気にも恵まれて、充実した一日を過ごすことができました。今回は25名の方に参加いただきました。来年もコロナ禍が収束して、お寺参りができることを願うばかりです。

ぜひご興味のある方はご参加くださいませ。

 

 

十夜報告

去る令和4年12月3日(土)、十夜法要を厳修いたしました。

 

十夜法要とは私たちを救いたいと願われた法蔵菩薩が私たちの代わりにご修行された末に阿弥陀仏様となられたことに感謝をする法要です。

感謝のしるしとして、その年に実ったお米をお供えすると共に、お念仏を修します。

 

そして更なる善き縁に恵まれるように、法話を拝聴いたします。

今回は滋賀 雲住寺副住職の井野周隆上人にご法話頂きました。

阿弥陀様は必ず臨終の際にはお念仏申す私たちをお迎えに来て下さることをわかりやすく説いて頂きました。

 

今回もコロナ禍のため、二部制にして、参詣頂きました。計52名の方が参詣され、法話聴聞と共に、先立ちし人たちのご供養を修して、ご自身の為にお念仏を申されました。

 

東光寺では春、秋彼岸、夏のお施餓鬼、お十夜の四大法要の他に、涅槃会等毎月おつとめと法話会をしています。ますます混迷を深めていく世の中だからこそ、正しい教えを知り実践していく必要があります、

 

亡き人やご自身の為に祈ること、そしてお釈迦様の教えに触れることは得難い幸せであります。檀信徒以外の方もご参加できますので、ご興味のある方はご連絡頂ければ嬉しいです。

 

 


春彼岸会報告

 去る令和3年3月21日(日)、春季彼岸会法要を厳修いたしました。

昨年はコロナ禍のため、従前通りの形式(法話と先祖回向)を変え、先祖回向のみを行い、参詣者には密を避けるためお焼香のみして頂き、お帰り頂きました。

 

しかし二度目の緊急事態宣言も解除されたこともあり、またこの彼岸中に法話を聴聞したいというお檀家さんからの強い要望もあり、2年ぶりに布教師上人をお招きしてご法話も賜りました。

 

二部制にして各20人ずつ参詣者に入れ替わっていただき、それぞれお勤め、先祖回向、彼岸和讃奉納、法話のプログラムを無事行うことができました。

 

ご法話は大阪教区 阪口祐彦上人をお招きして40分のご法話を賜りました

 

題は善導大師のお言葉「衆生 仏を念ずれば、佛も衆生を念じ給う」を取り上げていただきました。

「苦しみに満ちた現世で生きる私たちが阿弥陀様にすがり、先立ちし人を思い『南無阿弥陀仏』を申すことによって、必ず仏様や亡き人は私たちを思い、正しき方に導いてくださる、そしてこの命尽きても必ず阿弥陀様の極楽浄土で亡き人と再会することができる」ことを力強くお話いただきました。

 

また今年、年忌を勤められるお檀家さん20軒の方々粗供養のお布施をして下さり、参詣者にお持ち帰り頂きました。48名の方に参詣頂きました。

 

檀信徒でない方もご参加いただきご法話を聴聞できますので、ご興味のある方はご連絡いただければ嬉しいです。

 

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秋のお彼岸

 去る令和二年九月二十一日(月)午後一時より二時三〇分まで東光寺本堂にて秋のお彼岸法要を修し、四十三名の壇信徒の方々がご来寺されました。

今年の春彼岸同様、コロナ禍において形式を変えて執り行いました。

 

午後一時より、十五分ほど住職が法話しました。

 

1.彼岸は到彼岸の略で、彼岸、つまり西方極楽浄土に到るための道を考え行う期間であります。

まずは西方極楽浄土に阿弥陀仏様のもと、先立ちし人が居られることに思いを馳せ、また沈みゆく太陽を人生の無常に重ね、いずれ自身もこの世を離れ、来世に生まれる、そしてその来世が苦しみの世界(此岸)ではなく、極楽浄土に生まれることを願うことが重要であります。

 

2.のちの世はこの世でお念仏申すことによって彼岸に行くことができる一方この苦しみに満ちた現世においても幸せになれる道があります。その一つが布施です。

自分に施し、それと同時に他人に施すこと、それが自分の幸せにつながるのです。

物やお金だけではありません。笑顔や優しい言葉を他人に施すことによって、他人が優しい穏やかな気持ちになり、また別の他者に施されます。そして巡り巡って自分が他人に助けられる時が訪れます。

法事やお彼岸法要に参加することもまたご先祖様への布施行です。自分の時間、お金やお供え、心を亡き人のために使うことはすべて自分のためだと思い、共々に励みたいものです。

 

 

法要後、各家が申し込まれた塔婆回向を順次させていただきました。

参詣者はお焼香後、お供養をお持ち帰り頂きました。

 

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盂蘭盆施餓鬼会

 去る令和二年八月七日(金)午後二時三〇分より四時三〇分まで東光寺本堂にて盂蘭盆施餓鬼会大法要を修しました。

 

コロナ禍において、今年度に限り、例年と形式を変更し執り行いました。

二時半より初盆のご家族と共に施餓鬼会法要を務め、霊まつり和讃をお称えしました。その後、お檀家様がそれぞれの先立ちし大切な方のために建立されたお塔婆のご回向をさせていただきました。

私たちが手を合わせる姿を先立ちし人たちがご覧にあって、安心してくださったことでしょう。

おう

例年と異なり、密を避けるため、入れ替え制にて先立ちし人の追善供養をしました。

例年であれば、脇導師も九名同席しますが、今年は二名の脇導師とともに追善のお念仏をお称えしました。

当日は七十五軒九十名近くの方が本堂にお参りしてくださいました。

来年は例年通りのスケジュールで厳修出来ることを願います。

 

来年も初盆の方、年忌が当たっている方をはじめとして、たくさんの方にお参りいただきますよう切に願います。

 

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